タバコと世界の各国の状況

タバコをやめたいと思ってもなかなかやめれない、という方が多いです。最近は職場や街中などでも禁煙の場所が多くなってきました。喫煙家にとっては肩身の狭い思いをされていと思います。タバコの値段がほぼ毎年高くなり30年前からすると倍以上となっています。もはややめなければ、と思っていてもついつい購入して吸っている。

たばこの状況は変わっても、自分の気持ちがかわらなければやめれません。なぜ、タバコをやめたいと思っているのか。なぜやめなければならないのか。タバコについて少し掘り下げてみましょう。


タバコとは?

タバコは、ナス科タバコ属の多年草の亜熱帯性植物です。タバコの直接の語源は、スペイン語やポルトガル語の"tabaco"である。タバコは紀元前3000年ごろから南米のアンデス山脈で栽培されていました。儀式やまじないに用いられていたのが15世紀アメリカ大陸を発見したコロンブスヨーロッパに持ち帰り、100年程度で全世界に広まったと言われています。

当初はパイプタバコや葉巻が主流でした。20世紀になって紙巻きタバコが作られるようになり、機械化によって大量生産できるようになってからは販売流通経路が進化して喫煙人口が爆発的に増えるようになりました。先進国では近年、喫煙率が低下していますが、男性で10億人、女性で2億5000万人が喫煙しているようです。喫煙者が特に多いのは発展途上国となっています。

喫煙率の変化

タバコはヨーロッパを中心として全世界に広がりました。先の大戦でアメリカ進駐軍のタバコを吸っている写真が歴史の教科書にものっているのでアメリカとタバコの結びつきのイメージは強いと思います。

昔はカースポーツなどでタバコ会社がスポンサーとなっていたので、タバコのイメージはよかったのですが、最近は規制によりタバコの広告が禁止されるようになっています。健康を害する声も大きくなり先進国を中心に喫煙率が低下となってきています。

少し古いデータですが、日本では1960年代男性の喫煙率が80%以上ありましたが、2003年には40%程度。アメリカでは同じく1960年代男性が50%だったのが、2003年には20%と半減となっています。

女性の場合は状況がことなります。日本女性1960年代から2003年までほぼ横ばいで10%強と変わっていません。アメリカ女性は1960年代が35%から2003年には20%弱となっています。また、アジアや東ヨーロッパでは前述の状況とことなり、現在でも喫煙率が上昇となっています。

各国のタバコの値段は

タバコの喫煙規制によって喫煙場所を限定することとタバコの価格を上げることで喫煙を抑制するという動きがあります。特に先進国では税金が高額に掛けられている国も少なくありません。各国のタバコの値段を全世界で発売されているマルボロを例として比較してみました。

・オーストリア:610円 (4.5ユーロ)
・ベルギー:705円 (5.2ユーロ)
・ドイツ:690円 (5.1ユーロ)
・ギリシャ:528円 (3.9ユーロ)
・イタリア:677円 (5.0ユーロ)
フランス:948円 (7.0ユーロ)
ノルウェー:1517円 (11.2ユーロ)
イギリス:1097円 (8.1ユーロ)
ロシア:176円 (1.3ユーロ)
中国:659円(34.88元)
台湾:181円(49台湾元)
韓国:250円(2500ウォン)
カンボジア:133円(1.1ドル)
フィリピン:129円(50ペソ)
シンガポール:1024円(12SGD)
ベトナム:130円(23000ドン)
インド:247円(136ルピー)
ニューヨーク:247円(1748ドル)
日本:460円

※2015年11月現在

以上のように同じ銘柄のマルボロでも各国で価格がバラバラです。経済的な国の状況もありますが、各国の政策としてタバコの規制の是非の対応も大きく異なるようです。世界的な規制の動きに先進国は追随の方向ですが、発展途上の国では安くタバコが購入できる状態といえるかもしれません。タバコの値段である意味国の意識レベルが判断できるようです。日本先進国といえる状況なのでしょうか。