禁煙パイポに電子タバコ…禁煙補助グッズの効果は?

禁煙のサポート役として、昔ながらの「禁煙パイポ」や、近年出てきた「電子タバコ」、「離煙パイプ」などを活用する人たちもいます。これらは人によっても効果は異なりますが、実際に禁煙に成功できたという人も一定数いるようです。


手軽に清涼感を得られる「禁煙パイポ」

禁煙補助グッズとして1984年から現在まで発売されているのが、マルマンから出ている「禁煙パイポ」です。安価でコンビニでも手に入るものですから、誰もが目にしたことがあると思います。

禁煙パイポは、さながら縁日で子どもが買うハッカ入りの笛つきパイプと似ています。ペパーミントやレモンライムなどの味がついており、吸うと清涼感を得られる仕組みになっています。

ただし当然ながらニコチンを補給することはできないため、「口寂しさを軽減する程度の目的しかない」とコメントするユーザーが多く見られます。それでもタバコを吸えない時に手軽に使えることから、今もなおよく見かけるロングセラー商品です。

蒸気の煙を吸う「電子タバコ」

21世紀になってから一躍ブームとなったのが、煙の代わりに蒸気を吸う「電子タバコ」です。カートリッジの中に無害な液体が入っており、それを熱で蒸気にして吸引します。ライターは必要ありませんし、もちろん体には無害です。 また蒸気が出るのは吸い口からだけですので、周りにいる人にも影響はありません。

さらに最近では日本たばこ産業が、少量のニコチン入りの電子タバコも販売しており、まずはそれで離脱症状を乗り切ってから、ニコチンなしのカートリッジに移行…ということも可能になっています。

電子タバコの強みは、ニコチンが入っていてもいなくても、タバコを吸っているのと同じ感覚を味わえることでしょう。ですからニコチン依存度の低い人なら、これを使っているうちに次第に馬鹿らしくなり、やめられる可能性は十分にあると思われます。

1日ずつニコチンをカットしていく「離煙パイプ」

一方、計画的に少しずつニコチンを減らしていこうとするのが、マジカル社から出ている「離煙パイプ」です。

1箱に31本、つまり1ヶ月分のパイプ(フィルター)が入っており、それを1日ずつ、普段吸っているタバコに装着して吸います。これを順番に使っていくと、タバコから入ってくるニコチンを3パーセントずつ減らすことができ、31日目には0.005mgまで下げられるという代物です(本来の95パーセントをカット)。

その頃には体内のニコチンレベルもかなり下がっているため、そのまま禁煙するか、難しい場合は31日目と同じパイプが入った「キープパイプセット」で、しばらく吸い続けるかのどちらかを選択します。

離煙パイプをつけても普段のタバコの味は変わらないとされており、苦なくニコチンを減らしていけるところが魅力的のようです。実際これで禁煙に成功した人は多く、中には1ヶ月待たずに途中でやめられた人もいるとのことです。

総合的に考えると、これらのパイプグッズでは、途中で「何でこんなことしているんだろう」と思い、その気づきが馬鹿らしさとなって、禁煙に至る…というように思えます。特に「手持ち無沙汰の時に吸ってしまう」「タバコがないと落ち着かない」という人には、一定の効果が期待できるかもしれません。