タバコ自販機

マインドコントロールから目覚めよう

マスメディアが発達した現代社会に暮らすかぎり、私たちはさまざまな情報の影響を受けます。大衆の購買行動は企業によるイメージ操作の結果であるといえます。

これまで、私たちはたばこに関してどのようなイメージを植えつけられていたのでしょうか。それを理解すればマインドコントロールが解けて、喫煙から離れることができるはずです。


マナー広告の本当の意味とは

すでに直接的なたばこの広告を出すことは禁じられているため、たばこ会社は大量の「マナー広告」をマスメディアに放ちます。

これはたばこに否定的な記事や番組を作らせないための無言の圧力となります。各メディアの主な収入源は広告費だからです。

さらに、マナーが守られているかどうか常に監視されていると思わされ、対立感情が芽生えます。喫煙者と非喫煙者が相互に敵対感情を持つように仕向けられます。

たばこは是か非かという不毛の議論がネット上のいたるところで白熱しています。吸って何が悪い、悪いに決まっているという口論は最後まで平行線をたどり、彼らが糾弾すべき本当の敵がいったい誰なのかが見えなくなります。たばこの供給元に矛先が向かうことはありません。

未成年喫煙防止のターゲット

新しく喫煙の習慣を始めてくれる10代の青少年たちは、たばこ会社にとっての優良顧客です。その後何十年にもわたって会社を支え続けてくれるからです。

背伸びをしたくてたまらない年頃の青少年に対して「たばこは大人になってから」というキャンペーンが行われ、彼らはたばこを吸えば大人になれると勘違いします。

こうして、多くの青少年の喫煙が始まります。きっかけはどうあれ、たばこの味を覚えてしまったらそう簡単にはやめられません。多くの喫煙者はよほどのことがない限り禁煙しようとは思いません。仮に禁煙しても何度も失敗しています。

操られている喫煙者

近年、世界的な禁煙運動の高まりを受け、こうした情報戦略の手口が暴露されています。

これまで膨大な資金を投入してきたイメージ戦略の歴史は、内部文書や関係者の証言などによって明らかにされました。カナダのたばこ会社による「シックスティーン計画」や、アメリカのたばこ会社のCMに出演した俳優デーブ・ゲーリッツの証言が有名です。

自分が置かれている状況を正しく理解すれば、禁煙を決断するのに時間はかからないでしょう。