世界中で巻き起こる禁煙ムーブメント

世界保健機関(WHO)の働きかけもあり、これまで国内では、喫煙に関する規制が強化されてきました。こうした風潮に異議を唱える声も聞こえますが、世界の流れは、もう後戻りしないでしょう。


世界から嫌われる不健康な葉っぱ

コロンブスが新大陸から持ち帰り、世界に伝えられたたばこは、その後、世界中に広まりました。

近年、健康に悪いことがわかり、世界中で「NO!」と叫ばれています。その勢いは今後さらに広まっていくでしょう。まるで世界は「煙がなくなる日」を待ち望んでいるかのようです。

値上げにより税収がアップ?

日本においても健康への影響が問題視されています。喫煙者にとって耳の痛い話ではありますが、今後もタバコの値上げが予定されています。実現すれば、禁煙をする人が増えて、病気になる人が減るといわれています。

結果として、国は医療費が抑制することに期待をしています。人口の減少と高齢化が同時進行している日本では、医療費の増加を抑制することが急務だからです。

愛煙家たちの言い分

こうした社会の動きを一方的な押し付けだと異議を唱えている人々がいます。

「たばこは人類の文化の一つとして守るべきものであり、禁止するのはおかしい」というのが彼らの主張です。さらには「世の中にはもっと悪いものがある」と言う人も。

また、ある人は、身体に悪いことを承知しつつ、それでもやめられない胸の内を次のように語っています。

「健康であるからこそ、たばこをおいしく感じる。これからも、うまいたばこを味わうことができるよう、健康には留意していきたい」

どれも反対派の人たちが聞けば笑ってしまうような内容ですが、本人たちはいたって真剣です。未だに喫煙を巡る論争には、賛成派も反対派も納得がいっていないようです。

彼らがどんなに反論をしたとしても、世界的な動きには敵わないでしょう。むしろ、「子供の言い訳だ」と言われてしまうかも知れません。

本人の健康被害だけでなく、周りの人々の健康にまで害を与えるたばこは、今後ますます嫌われていく運命にあります。日本だけの問題ならまだしも、世界的ともなると流れは止まらないでしょう。今後愛煙家たちは、ますます窮屈な思いをすることになりそうです。