禁煙外来とは

お医者さんにてカウンセリングを受けながら、薬を処方してもらって喫煙の習慣を治療としてなおすことが禁煙外来です。タバコをやめれないのは、意思が弱いからではありません。『ニコチン依存症』というニコチン中毒の病気となっているからです。タバコの依存をお医者さんに治療してもらうことで禁煙を楽に成功させることが可能です。


禁煙外来とは

禁煙外来はタバコをやめたい人むけの診察・治療を専門に行う病院・医院のことです。一定の条件をみたせば保険の適用が可能です。

禁煙外来の条件

禁煙外来を行うには以下の条件全てをみたす患者さんのみ治療を行うことができます。

・患者自らが直ちに禁煙したいと考えていること
・ニコチン依存症診断用のスクリーニングテスト(TDS)が5点以上と診断されたかた
・ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上のかた
・治療方法に関しての文章を読んで、禁煙治療を受けることを承諾されたかた
・外来で治療を受ける意思のあるかた
・一年以内に保険適用による禁煙治療を受けていないかた

補助薬

禁煙外来では保険適用が可能です。禁煙を始めるとニコチン依存症のためニコチン欠乏による離脱症状が始まります。この離脱症状を抑え軽減するために補助薬が処方されます。補助薬には以下のものがあります。

・医療用ニコチンパッチ
・ニコチンガム
・チャンピックス(バレニクリン)

補助薬にはそれぞれ、メリット・デメリットがあるため医師のアドバイスをうけて判断します。

禁煙外来の費用

前述の禁煙外来条件よりニコチン依存症として診断され保険適応となった場合、診察は12週間で5回となります。各補助薬による費用の概算は次の通りです。

・ニコチンパッチを使用する場合:約12,000円
・チャンピックスを使用する場合:約18,000円

以上は自己3割負担で診察料と補助薬の処方費用を含みます。
(自己負担10割の場合、6万円強となります)

禁煙のスケジュール

チャンピックスを例とします。治療の1週目から薬の量を徐々に増やし、1日2回内服し、12週続けていきます。まず初回の診察で禁煙開始の日を医師と相談して決めます。禁煙開始の1週間前からチャンピックスを内服します。

<1週目>
・1~3日:1日1回 1錠(0.5mg)を食後に飲みます
・4~7日:1日2回 1錠(0.5mg)を朝、夕食後に飲みます
※この間はタバコをすってもかまいません

<2週目以降(禁煙開始です)>
・8日目~12週目:1日1回 1錠(1mg)を朝、夕食後に飲みます

診察のスケジュール

12週つづける禁煙外来の禁煙プログラムでは以下のタイミングで診察を行います。

(1)初回の診察
(2)2回目の診察:2週間後 禁煙開始の週です。
(3)3回目の診察:4週間後
(4)4回目の診察:8週間後
(5)5回目の診察:12週間後 禁煙最終週です。

チャンピックスの副作用

チャンピックスは万能ではありません。いかのような副作用があるようです。

・めまい、傾眠、吐き気、頭痛、上腹部痛、便秘、お腹のはり、普段と違う夢をみる、不眠、抑うつ

以上のような症状が出てきたり、不安な場合は医師に相談しながら治療するようにしましょう。